WISC-V 知能検査のご案内
本相談室では、WISC-Ⅴ(WISC検査の最新版)を活用し、お子さまの特性や得意・不得意を理解するための検査を行っています。
お子さまのことを深く理解し、学習面や対人面、生活スキルにおける正しいサポート方法やお子さまへのアドバイス方法を保護者の皆さまと一緒に心理師が考えていきます。
お気軽にご相談ください。
フリースクールのご案内は以下の通り
WISC‐Ⅴとは
WISC‐Ⅴは、2014年に登場したWechsler Intelligence Scale for Childrenの第5版で2022年に発売された心理検査です。この検査は、6歳から16歳11か月までの子どもを対象に設計されており、知能を多面的に評価するものです。WISC‐Ⅴは、従来のWISC‐Ⅳからいくつかの改良が加えられ、より子どもの認知能力を正確に把握できる仕様になっています。よく間違われますが、決して発達障害の有無を決定付けるための検査ではないことをご理解いただければと思います。
こんな人におすすめ
➀お子さまの才能や特性をより深く理解したい
➁検査結果をもとに、適切な教育や支援を計画したい
➂学習や発達に関する支援が必要と感じているがどうしたら良いか分からない
➃学校に依頼すると、「支援級」に在籍することありきのため、お願いしずらい
➄病院に依頼すると「半年待ち」等、時間がかかってしまうため状況が変わってしまう
受検にお勧めの時期
個人差もありますが、小学校3~4年生の時期(所謂、9、10歳の壁と言われる時期)に受検することがお勧めだと考えます。この時期は、自我の目覚めによる対人関係面での歪が生じやすく、また学習面においてはこれまでと比べ一気に勉強が難しくなる時期であるからです。実際に、この時期に得たネガティブな経験を引きずっている不登校児童生徒が多く来所されており、「もっと早く本人の特性を把握していれば、こんなにストレスを抱える必要はなかったのに・・・」といった自責の念を持つ保護者の方を多く見てきました。
現況は、「学校の学びが定着しない」、「親のいう事を聞かないで困っている」、「不登校傾向にある」といった、何からの要因が発生した後に受検される方が多い状況です。もちろん、何かネガティブな要素が発生した際に受検し、その結果をもって改善策を探ることは重要です。しかしながら、同時に、このような要素が発生する前に受検し、特性を理解した上で学校や家庭環境を整えていくことが大切だと私は考えています。上記したように、成長段階における壁に立ち向かうお子さまの指導方法に不安を抱きやすい時期に受検することがお勧めです。
いずれにせよ、心理検査は、お子さまの成長段階を理解するために重要なツールの一つであり、身近なものとして捉えていただけると良いかと思います。
検査の流れ
➀問診票のご提出(又は聴き取り):お子さまの現況や背景を把握します。
②WISC-V検査の実施:専門の心理師が丁寧に対応します。
③結果のフィードバック:検査結果をもとに、お子さまの強みやサポートが必要な分野について詳しく説明します。
所用時間及び料金・お申込み方法
➀検査の所要時間:1~2時間程度
➁料 金:15,000円(検査、報告書、検査結果説明等 込み)
➂予約方法:コチラからお申込みください(お電話、メールでも賜ります)
➃お問合せ:(電話又はメールにてご対応します)
TEL:048-229-3522(担当:武内)
Mail:s_kawaguchi@seisa.ed.jp(件名に「心理検査について」とご記載ください)